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日経225オプション取引実践バイブル 基礎編

〜意外にカンタン、意外に儲かる、オプション取引活用法〜


新井邦宏 著

B5判 112頁 

エム・ケイ・ニュース社 本体価格2,000円(税込2,100円)
(以下、本文より)
 あなたは、前日8円の銘柄が、翌日寄り付きで705円になることが信じられますか?
 個別銘柄ならストップ高の制限値幅があって、絶対にこのようなことが起こるはずもありませんが、チャートに示したように、これは現実に起きていることなのです。
 この銘柄を1単位買うには8,000円必要で、これが翌日には70万5,000円になるのですから、低位株を8万円分買ったつもりでこの銘柄を10単位買えば、一日で705万円になった計算です。信じられないような本当の話。これが、これから説明する「日経225オプション」なのです。
 世の中には、たくさんの「オプション取引」に関する本が出ています。大方、難しい計算式や横文字がならび、素人目には非常に高度な内容で、実際に売買するにあたって参考になるものが少ないように思います。また、実際のオプションの値動きを目で見ることができないものが多く、どんなに言葉で説明されても、なかなか理解できなかったように思えます。せめて、実際の価格の動きや日経平均の動きとの対比を、実際に目で見て頂けたら、どんなにオプションの理解が早くなることでしょうか。
 今回、セブンデータ・システムズ株式会社のご協力により、なかなか頭で理解できないオプション取引を実際に「株の達人」というシステムを使いながら体験できることになり、そのシステムを使って「日経225オプション取引」を解説することにしました。
 オプション取引そのものは、現物株と同じように、安く買って高く売れば儲かるもので、値下がりしてしまえば損になります。その意味で、売買そのものは簡単ですが、現物株とは一線を引いておかなければならない重要な注意点があります。この注意点を肝に銘じた上で、このオプション取引を巧く使っていただければ、個別銘柄と同じように、このオプション単体の売買で収益を上げることも、持ち株が相場下落で損失を被る際のヘッジ手段としても、さらには複数のオプションを組み合わせた高度な組み合わせ取引を利用して収益を確保することも可能になります。
(中略)日経平均オプション取引は、日経平均の今後の動きを予測する質の高いゲーム感覚の取引です。8円が705円になることもあれば、翌日には95円になってしまう非常に値動きの激しい商品です。過去の値動きを含め、オプション価格が実際にどのように動いているのかをチャートを通して確認してみてください。
 そして何より、オプション取引は以外に簡単で、面白いものだと判って頂ければ幸いです。

第1章 日経平均オプション取引に必要なキーワード

対象商品「日経平均株価」(日経225)
限月
権利行使価格
コール・オプション
プット・オプション

第2章 オプション分析には何が必要か

原指数「日経平均」
残存日数
ボラテイリティ
金利水準

第3章 日経平均オプションのプレミアムの付き方

「コール・オプション」のプレミアム
「プット・オプション」のプレミアム
日経平均オプションの出来高
限月によるプレミアムの違い
日経平均とオプションの値動き

第4章 オプション・シートの見方

「コールのプレミアム」
「IV」(インプライド・ボラティリティ)
「理論価格」
「デルタ」
「ガンマ」
「セータ」
「ベガ」
「コール」と「プット」の相違点

第5章 各指標の分布と動き

「セータ」の変化と「タイム・デュケイ」
「残存日数」の違いによる「各権利行使価格のプレミアム」の違い
「残存日数」の違いによる「各権利行使価格別のデルタ」の変化
「残存日数」の違いによる「各権利行使価格別のベガ」の変化

第6章 オプションの動きを知ろう

日経平均が動くとプレミアムはどのように変化するのか?
「権利行使価格の違い」
「プット」の有効活用を
「日経平均」と「残存日数」を変えてみる
過去のオプションの値動き〜日経平均上昇局面〜
過去のオプションの値動き〜日経平均下落局面〜

第7章 オプション取引の注意点