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信用リスクを取引する
〜クレジットトレーディングから
    クレジットデリバティブ、資産流動化まで〜
永野学 著

A5版上製/292ページ

定価 4,200円(税込)

発行 1998年7月

ISBN: 978-4-916106-16-2

 
  投資技法に意識革命をもたらす傑作!
「信用リスク」への投資、それは無限の可能性を秘めた投資の未開拓領域であり、フロンティアである。本書はこのテーマに、実務家の立場から真正面に取り組み、深い思索と洞察を加えている。
   
 
 

序章 信用リスク取引と市場リスク取引
第1章 信用リスク
 1.信用リスクとはどんなリスクか
 2.無リスクの世界〜信用リスクの海抜ゼロメートル
 3.金融機関と無リスク〜事業別に見た無リスク状態
第2章 債券市場
 1.わが国で取引されている主な債券
 2.わが国の固定利付債の取引形式
 3.固定利付債取引の世界標準
 4.市場参加者間の取引
 5.ポジション取り〜短期的なリスクの所在
 6.ポジション取り〜長期的なリスクの所在
 7.ポジション作りの友〜債券賃借/現先/レポ
 8.債券を用いた信用リスク裁定取引
 付.アジア通貨危機と債券市場の反応
第3章 変動利付債とアセットパッケージ
 1.事態としての銀行
 2.LIBORとは何か、なぜLIBORなのか
 3.アセットパッケージの実際〜スワップ再入門
 4.アセットパッケージのポジション取り〜リスクはどこにあるのか
 5.変動利付債市場
 6.変動利付債のポジション取りとそのリスク
 7.永久債という代物について
 8.変動利付債とアセットパッケージ〜同じ感覚で取引が可能か
第4章 債券市場から見る信用リスク
 1.固定利付債取引におけるスプレッドの意味
 2.変動利付債取引におけるスプレッドの意味
 3.スプレッドと倒産確率
 4.アセットパッケージにおけるスプレッドの意味
 5.真のスプレッドを求めて〜国債を用いたブートストラッピング
 6.オプションを内包した債券に関する若干の注意
 付.信用リスクを内包する国際市場と社債
第5章 伝統的クレジットデリバティブ
 1.クレジットデリバティブ再入門〜信用リスクの管理手法
 2.バンキングブックとトレーディングブック(その1)
 3.クレジットデフォルトスワップとその利用
 4.既存の手法とその比較
 5.クレジットデリバティブを用いたリスクテイキング
第6章 クレジットデリバティブの応用
 1.トータルレートオブリターンスワップ
 2.ファーストロスプロテクション
 3.ダウングレードプロテクション
第7章 発展的クレジットデリバティブ
 1.バンキングブックとトレーディングブック(その2)
 2.市場性取引としてのクレジットデリバティブ
 3.ヘッジ手法あれこれ
 4.クレジットデリバティブと信用リスク裁定取引
 5.クレジットデリバティブとリスクウェイト
第8章 債権流動化再入門
 1.金融機関と債権流動化
 2.債券流動化の類型〜更改/譲渡とパーティシペーション
 3.第三者対抗要件について
 4.債権流動化とクレジットデリバティブ〜バンキングブックの管理手法〜
第9章 証券化
 1.なぜ証券化か
 2.証券化商品の市場
 3.証券化商品の設計
 4.要件か商品市場が秘める金融機関への警告
第10章 信用リスクの計量化
 1.倒産確率の計量化
 2.バリュー・アット・リスク(VaR)の計測
 3.計量化と市場取引
 4.信用リスクと統計
第11章 信用リスクと自己資本
 1.リスク調整後自己資本という考え方
 2.自己資本とVaR
 3.信用リスク管理と市場リスク管理という内部矛盾
 4.信用リスクという市場リスクカテゴリー
第12章 わが国における信用リスク市場の今後の発展
 1.国際市場の国際標準化
 2.社債市場の国際標準化
 3.投資家の国際標準化〜高齢化社会と資産運用業
終章 真の意味での国際的金融市場を目指して〜信用リスクのビッグバン