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振り子の金融史観
金融史と資産運用
平山賢一 著

A5判並製/244ページ

定価 1,995円(税込)

発行 2008年3月

ISBN: 978-4-916106-98-8

 
  愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
金融波乱の時代こそ、金融の歴史を学び資産運用に活かす時!
新しい市場観を描くきっかけを提供する一冊。
   
 
  プロローグ 資産運用の歴史は富裕層の歴史
1. 利子が嫌われた時代

 1.1 貨幣とは何か
 1.2 利子が嫌われるとき
 1.3 商人観の変化と清豊の思想
 1.4 利子が認められるとき
 1.5 為替取引に隠された利子
2. 商人によるハイリスク投資の叢生
 2.1 循環する物価
 2.2 海上交易とパートナーシップ
 2.3 メディチ銀行の盛衰と政商
 2.4 金融ハブとしてのアントワープ
 2.5 ダッチ・ファイナンス
 2.6 株式会社制度の原点オランダ東インド会社
3. 政府による資金調達と年金保険による資産運用
 3.1 物価の安定化と投資機会
 3.2 物価安定末期のバブルの発生
 3.3 近世に至る年金・保険の歴史
 3.4 効率化が促される年金・保険
 3.5 政府の資金調達と結びついていた年金
4. 産業革命と株式市場の萌芽
 4.1 産業革命とエネルギー革命の時代
 4.2 産業革命時代の英米市場と資産運用
 4.3 振り子に翻弄される株式市場
5. 20世紀の資産運用革命
 5.1 エネルギー革命と高インフレ
 5.2 金融覇権の交代
 5.3 20世紀の技術革新と株式運用の時代へ
 5.4 21世紀の資産運用 2つのトレンド
6. 金融史から得られる資産運用10視点
 6.1 資産運用の歴史は,楽観と悲観を行き来する振り子の歴史
 6.2 インフレ率の上昇は,コモディティの上昇に始まり,やがて一般物価に波及
 6.3 カネ余りと投資機会減少の背景
 6.4 数百年の歴史に耐えた富裕層の資産運用の目的は,購買力の維持拡大
 6.5 物価に連動して上昇した1970〜1980年代の金利水準も歴史的には異常
 6.6 政治(政府・国際関係)は,市場のボラティリティを左右
 6.7 インフレ動向の局面転換期には,株価大暴落が発生しやすい
 6.8 インフレ率上昇期は,株価指数の実質リターンは低下し,銘柄間格差が拡大
 6.9 購買力維持のために有効なコモディティ投資
 6.10 フラット化する世界の付加価値は,空間軸から時間軸に転換