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米国で著名なデイトレーダー養成機関プリスティーンの創始者オリバー・ベレスの発想も言及しながら、デイトレードの今日的意義や、留意点を解説。 <1> デイトレードのメリット・デメリット (定義/背景/意義/実践のポイント) <2> デイトレードの考え方・留意点〜マーケット構造の理解 (マーケットの変動に関する理論/相場変動の読み方) <3> 短期売買の心構え (オリバー・ベレスの発想を言及しながら、デイトレードのポイント54項目を解説) |
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![]() NO.11 「林 康史のデイトレード実践講座」 ビデオテキスト P25-26より ファンド・マネジャーにはストップ・ロスを実行するという贅沢はない。買い増して祈るというアプローチを、彼らも決して好きで行っているわけではない。 時間の分散がマーケット・リスクを最小化する [ギャンのポジショニングとの比較] 我々が頻繁に受ける質問に、「貴社が日々の情報誌で推奨する銘柄をすべて買うべきか?」というものがある。答えは、声高に「ノー」である。理由を説明しよう。まず、たいていの個人にはすべての銘柄を買うだけの資金的な余裕がないはずである。次に、より重要なことであるが、すべての推奨銘柄を一度に買うことで「時間の犠牲者」になる可能性が高まる。つまり、全資金を投入して推奨銘柄をすべて1度に買うことは、その日のパフォーマンスに完全に依存してしまうことになる。仮に、1日か2日後に、絶好の収益機会が訪れたらどうだろうか。[略]我々は社内のスウィング・トレーダーには買いを1週間から2週間に分散することを勧めている。[長期の分散との違い] ポジションを積み増す場合は時間の分散と価格の分散という2種類の分散が可能である。[略]我々は銘柄分散を強く主張するものではないが、3種類の分散を適用することが有効である場合もある。 あまりにも多くのトレーダーがマーケット全体とその方向性に力点を置き過ぎている。この傾向は金融情勢をマクロ的な視点で報道しなければならないメディアの影響によるところが大きい。 保有資金を既にパフォーマンスの悪い銘柄に投入しており、新しい機会をつかむことが困難であると感じているのならば、ガレージ・セールを実施することを検討してはどうだろうか。 全銘柄の9割が上昇している時に利益を上げることに才能は要らない。[略]証券会社やファイナンシャル・アドバイザー、投資信託のファンド・マネジャー、情報誌の本当の実力を知るためには、地球上のほぼすべての人々が損失を被っている時に彼らがどのような行動をとっているかに注目する必要がある。 情報提供サービスの質を正しく判断するためには「負けた銘柄」に注目する必要がある。重要な質問は「いわゆるエキスパートが、どのように負けたのか」というものであり、「彼らの損失は利益に比して安定的に小さいか。そうでなければ、彼らのアドバイスに従った結果、致命的な損失を被るのではないか」というものである。これが情報誌やアドバイザー、投資信託などの有効性を正しく評価する方法である。 1日の終わりにその日の行動を振り返ること。[略]勝者になりたいのであれば、毎日、改善の種を植える時間を作らなければならない。 多くの人々にとっての問題は、成功は本当にそれを成し遂げようと取り組まずとも、成功が自然に生じるものであると考えていることである。どういうわけか彼らは、勝利がそれを勝ちとろうとする長い過程の結果であると認識できないのである。端的に言えば、「勝者は自らことを成し遂げ、敗者は流されるまま」ということである。 多くのトレーダーは錯覚している。彼らはマーケットが開いている時間に参加していることによって、自らがマーケットと共にあると思っているのである。その発想は間違っている。マーケットとは不思議なものだ。マーケットは取引時間帯外に質の高い時間を過ごしている者に報いるのである。それが成功の秘訣であり、勝利の秘訣である。 「あらかじめ定めたストップ・ロスに必ず従うことを誓います」「寄り付き前に買い注文を入れないことを誓います」[略]「利益を追う前に、必ずリスクを考えることを誓います」「自分の取引について全責任を負うことを誓います」「損失を被った取引から得た教訓を必ず書き記しておくことを誓います」「自分のトレーダーとしての最大の欠点について、常に注意を払うことを誓います」 今日、誓いを立ててみてほしい。[略]正しいとわかっていることを実行するためには、「血の誓い」をしなければならないときもあるのだ。知っていることと、それを実践することは、往々にしてまったく異なるものなのである。 他人がどのように感じているか(苦痛か強欲か)を常に認識しなければならない。 成功するトレーディングとは、苦痛を感じている者から安く買い、強欲な者に高く売ることに他ならないからである。 行動はすべて知性から生み出されるものでなければならない。 勝ち目のある戦だけを戦え。 ストップ・ロスが執行された結果、1ドルの損失を被ったとしよう。その銘柄が2ドル下落したのならば、それは敗北ではなく勝利である。いかに賢明に負けるかなのである。 |
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