N007
究極のトレーディング 第3巻
新サイクル論
テキスト
(56頁)
80分 中原 駿 11,000円

1.サイクルとは一定間隔で定期的に生じる測定可能な現象である。
サイクルは観察でき、また測定することが出来る。
→<前提>相場はランダムではなく、様相を変化させるもののサイクルという基本的性格を持っている。

2.サイクルとは定期的に生じる2つのボトム間の一定間隔として認識され、一定の許容範囲を持つ。許容範囲はオーブ(サイクルの長さの1/6)または過去の実績の標準偏差(1σ〜2σ)として認識される。
完全に同じ長さにはむしろならないのが自然である。18週であれば±3週(15−21週)の幅を持つ。

3.全てのサイクルは、より小さなサイクル(サブサイクル)で形成されそのサイクルを位相と呼ぶ。

4. サブサイクルは2つあるいは3つで形成される。4つも稀に存在するが、通常4つに見えるのはコンビネーションパターンの認識間違いである可能性が高い。

7. サイクルの終了時はより大きなサイクルがサブサイクルを優越する。これをサイクルの優越性と呼ぶ。結果、サブサイクルにはしばしば「歪み」(正常なサイクルより延長あるいは短縮)が生ずる。

11. サイクル位相の特色
@ サブサイクルの最初の位相はもっとも頻繁に強気相場の特徴を示す。
最初の位相はライトトランスレーション(高値がサイクル後半に出現)、そのサブサイクルは連続して上昇するボトムとトップから形成される。
A サブサイクルの最後の位相はもっとも頻繁に弱気相場の特徴を示す。
サイクルの最後の位相は、レフトトランスレーション(サイクルの前半に最高値が来る)し、その安値はサイクルの終了時である。

B したがって、多くのケースでサイクルそのもののトレンドは第2位相(第2サブサイクル)で決定される。つまり最初の強気と最後の弱気サブサイクルはサイクルそのものを決定づけない。中間サイクルの位相が大切である。

C 注意
第2位相でも判断できないサイクルは、サイクルの最初と最後の安値で比較するしかない。この場合サイクル終了までサイクル自体の判断が留保される。最大、次のサイクルの位相が判断できるまで延期されることがある。

具体例―<ドル円相場>